ショウジョウバエは、植物やキノコが発酵したものを食べる小さなハエです。
世間ではコバエと呼ばれることが多く小さいので肉眼では全部同じように見えますがショウジョウバエ科の中にはおよそ60属3000種(Japan Drosophila Database)が知られており、日本では21属257種が報告されています(岡田, 1988)。
また、生息地は北極と南極をのぞく世界中のほぼすべてといわれ、私たちの身近にもたくさんのショウジョウバエが生息しています!
体長2ミリほどの小さなハエですが、顕微鏡でみると種によって形や模様、色が違いさまざまな特徴があります。
さらにショウジョウバエは東京などの都市部から人のいない山奥までどこにでも生息しており、環境によって生息する種も異なるため生物多様性を学ぶ材料として最適な生物なのです。
このホームページでは、ショウジョウバエの採集と分類についてわかりやすく解説しています。
ショウジョウバエの採集はとっても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください!
そして、生物多様性や環境について考えるきっかけとなれば幸いです。