体色
   
・体色は一般的に黒
・前葉(anterior paramere)は細く、感覚子がほぼ全長にならぶ
・精巣はまったく巻きついていない、もしくは少しだけ巻きついている
腹側の受精嚢は短いく少しだけおりたたまれている
obscura species group
・体色は一般的に黄色がかった茶色
・前葉(anterior paramere)は細くない、感覚子が生えていた場合全体にならんではいない
・精巣は数回巻きついている、腹側の受精嚢は長く数回おりたたまれている
体色は一般的に黄色がかった茶色 melanogaster species group


2

 
AC
sex-comb
生殖弓
   

ACは6列ある。
・前脚の1st tarsal joint と2nd tarsal joint(フ節)性櫛(sex-comb)の歯は1個または2個
生殖弓の下方はとがっていない
把握片には歯の列がある

AC6列

affinis species subgroup

D. helvetica

ACは8列ある。
・前脚の1st tarsal joint と2nd tarsal joint(フ節)性櫛(sex-comb)の歯は5個以上
生殖弓の下方はとがっている
AC8列
  obscura species subgroup


3

 
sex-comb
   
2nd tarsal joint(フ節)性櫛(sex-comb)の歯は1個か2個だけ
D. eniwae
2nd tarsal joint(フ節)性櫛(sex-comb)の歯は5個以上
 

 



4


 
腹部腹板
sex-comb
   
腹部腹板の基部は淡い色
性櫛(sex-comb)1st tarsal jointと2nd tarsal joint(フ節)の全体に生えている。
把握片に歯はない。

D. alpina

腹部腹板の基部は暗い色
性櫛(sex-comb)1st tarsal jointと2nd tarsal joint(フ節)の全体に生えてはいない


5

 
オスの間橋
脛節とフ節
メスの基橋
   
・オスの間橋は三角形 
脛節フ節は淡い色
産卵管の基橋はとても短い
D. tsukubanensis
・オスの間橋は横長 
脛節フ節は暗い色
産卵管の基橋は長い
 



6


 
体色
中胸楯板
   
・体色は茶色がかった黒
中胸楯板に2本の不明瞭な縦じまがある
・オスの間橋は狭く先端にいくにしたがって狭くなる
D. bifasciata

・体色は濃い茶色、
中胸楯板に1本の暗い縦じまがあり後ろにいくほど太くなる
・オスの間橋は両側に広い
D. imaii



7

 
pulpus
   
の真ん中よりやや下あたりでは、長さより幅のほうが広い
pulpusは腹側に突き出た複数個の突起がある
pulpusに剛毛は複数
melanogaster species group
は幅よりの長さのほうが大きい
pulpusは腹側に突き出た突起が1個だけある
pulpusの剛毛1本のみ
 


8


 
C3-fringe
オスの第9腹節後縁
メスの産卵管
   
C3-fringeは2/5
・オスは第9腹節の後縁に半円形の突起あり
・メスは産卵管側面に縦しまあり
C3fringe 2/5
D. simulans
C3-fringeは1/4
・オスは第9腹節の後縁に三角形の突起あり
・メスは産卵管側面に縦しまなし
C3fringeは1/4
D. melanogaster


9
 
C3-fringe
   
C3-fringeは1/3~2/5 C3fringeは2/5
C3-fringeは1/2 C3fringeは1/2


10

 
オスの翅の斑紋
メスの産卵管
   

・オスの翅に前縁脈に沿って頂点付近まで黒い斑紋がある
オスの翅に前縁脈(costa)に沿って頂点付近まで黒い斑紋がある
・オスの翅に前縁脈に沿って頂点付近まで黒い斑紋はない
産卵管は広く先端は丸くなっている
オスの翅に前縁脈(costa)に沿って頂点付近まで黒い斑紋はない。 産卵管は広く先端は丸くなっている


11

 
オスの翅の斑紋
   


・オスの翅の黒い斑紋は大きく 第4縦脈に達する

オスの翅の黒い斑紋は大きく M脈に達する takahashii species subgroup(一部)
D. nepalensis
・オスの翅の黒い斑紋はやや小さく、第3縦脈に達する オスの翅の黒い斑紋はやや小さく、R4+5に達する  

12

 
オスの翅の斑紋
   
オスの翅の黒い斑紋は翅の先端に達する オスの翅の黒い斑紋は翅の先端に達する elegans species subgroup
D. elegans
オスの翅の黒い斑紋は翅の先端に達しない オスの翅の黒い斑紋は翅の先端に達しない  

13

 
costa-index
オスの翅の斑紋
sex-comb
メスの産卵管
   

Costal-indexは約2 
・オスの翅の黒い斑紋は丸いが基部側が切れている
・オスの性櫛(sex-comb)の歯の列は1st tarsal joint(フ節)に2列ある
・メスの産卵管の端の歯は腹側も背側も同じ大きさ

costal-indexはだいたい2 オスの翅の黒い斑紋は丸いが基部側が切れている
D. pulchrella
Costal-indexは約3.5 
・オスの翅の黒い斑紋は丸い
・オスの性櫛(sex-comb) の歯の列は1st tarsal joint(フ節)の1列ある
・メスの産卵管の背側の端の歯は小さい
オスの翅の黒い斑紋は楕円で
D. suzukii

14

 
口縁剛毛
sex-comb
   
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/3、
・オスの性櫛(sex-comb) は前脚の1st tarsal joint(フ節)
にだけあり大きい
 
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/2以上、
・オスの性櫛(sex comb) は前脚の
1st tarsal jointと2nd tarsal jointの(フ節)にあり小さい
takahashii species subgroup:一部

15

 
sex-comb
   
・オスの性櫛(sex-comb) は前脚の1st tarsal joint(フ節)のほぼ全長にある
性櫛(sex-comb) はオスの前脚のフ節(tarsi)の第1節のほぼ全長にある
D. unipectinata
・オスの 性櫛(sex-comb) は前脚の1st tarsal joint(フ節)の中央部ほぼ半分ほどをしめる
D. oshimai


16

 
後葉
   
・後葉(posterior paramere:p)には長い枝がある
D. lutescens
・後葉(posterior paramere:p)には短い枝がある
D. takahashii


17
 
Costal-index
sex-comb
   
Costal-indexはだいたい1.2
性櫛(sex-comb)は小さい
Costal-indexはだいたい2
性櫛(sex-comb)は大きい
costal-indexはだいたい2


18

 
口縁剛毛
sex-comb
   
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/2
・オスの性櫛(sex-comb)は茶色で1st tarsal joint(フ節)の全長に生えている
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/2
性櫛(sex-comb)は茶色で1st tarsal joint(フ節)の全長に生えている
D. ananassae
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/3
・オスの性櫛(sex-comb)は黒で1st tarsal joint(フ節)に斜めに2列に分かれて生えている
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/3
性櫛(sex-comb)は黒で1st tarsal joint(フ節)に斜めに2列に分かれて生えている
D. bipectinata


19

 
sex-comb
口縁剛毛
5x-index
   

性櫛(sex-comb)は断続的に長い剛毛がある
・第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の3/4
5x-indexは約1.5
性櫛(sex-comb)は断続的に長い剛毛がある 第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の3/4)  5x-indexは約1.5 ficusphila species subgroup
D. ficusphila

性櫛(sex-comb)は断続的に長い剛毛ではない
第2口縁剛毛(Or2)第1口縁剛毛(Or1)の1/3以下
5x-indexは2以上

性櫛(sex-comb)は断続的に長い剛毛ではない
第2口縁剛毛(Or2)は第1口縁剛毛(Or1)の1/3以下 5x-indexは2以上 montium species subgroup

20


20
 
sex-comb
   
・オスの性櫛(sex-comb)は断続的に長い剛毛でできてはいない、
それぞれの櫛の歯の数は約50本、歯の半分は細くて密集して並んでいる
D. pectinifera
・オスの性櫛(sex-comb)は断続的に長い剛毛でできてはいない、歯は30本以下


21

 
胸の縦じま
5x-index
   
・胸側にはっきりした縦じまがある
5x-indexは2.5以上
胸側にはっきりした縦じまがある 5x-indexは2.5以上
・胸側にはっきりした縦じまはない
5x-indexは2.5以下
5x-indexは2.5以下


22

 
♂の触覚第3節
5x-index
   
・オスの触覚の第3節は黄色がかった茶色
5x-indexは3
D. rufa

・オスの触覚の第3節は純白
5x-indexは2.7

D. lacteconis

23

 
C3-fringe
腹部背板
   
C3-fringeは3/5
・顔は黄色がかった茶色
腹部背板の剛毛は目立っている
C3-fringeは3/5 顔は黄色がかった茶色
D. kikkawai
D.kikkawai

C3-fringeは1/2
腹部背板の剛毛は目立たない

C3-fringeは1/2
-
腹部背板の剛毛は目立っていない

24

     
顔は黄色がかった茶色
オスの顔は白、メスの顔は淡い黄色

25

 
AC
   
ACは8列
・オスの下陰板(novasternum)の真ん中の突起は末端が丸い
ACは8列

D. asahinai

ACは6列
・オスの下陰板(novasternum)の真ん中の突起は末端が少しV字

ACは6列
sp(asahinai)

26

 
オスの中体
メスの産卵管
   
・オスの第6腹部腹板は毛がない
・オスの中体(aedegus)の頂点につめがありは横に広がっている
・メスの産卵管は先端が三角
D. biauraria


・オスの第6腹部腹板は毛が生えている

27

 
オスの中体
メスの産卵管
   
・オスの中体(aedegus)の先端の方につめなはない
・メスの産卵管の先端は長方形
メスの産卵管の先端は長方形
D. auraria

・オスの中体(aedegus)の先端の方につめがある
・メスの産卵管の先端は三角形

オスの中体(aedegus)の先端の方につめがある、
オスの中体(aedegus)の先端の方につめがある
・産卵管の先端は三角形

28

 
オスの中体
   
・オスの中体(aedegus)の先端の方のつめは背面に広がっている オスの中体(aedegus)の先端の方のつめは背面に広がっている オスの中体(aedegus)の先端の方のつめは背面に広がっている
D. triauraria

・オスの中体(aedegus)の先端の方のつめは横に広がっている

オスの中体(aedegus)の先端の方のつめは横に広がっている
オスの中体(aedegus)の先端の方のつめは横に広がっている
D. subauraria
D. subauraria