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[3C3] 形態形成研究から表現型進化を考える

種別 シンポジウム
提案者 望月敦史(基礎生物学研究所)
趣旨 遺伝子進化と表現型進化とをつなぐ事は進化生物学上の主要なテーマのひとつであるが、形態形成の機構を理解することで、この問題は解決できると思われる。形態形成の基本原理は、現在まさに明らかにされようとしている。すなわち、発生において形態形成制御のために繰り返し使われる基本的な分子セットが存在すること、つまり形態制御のメカニズムとして基本的な機構が幾つか存在することが明らかになりつつある。それらメカニズムについて実験的或いは理論的に、構成要素の性質(分子orパラメータ)と形態との関係を調べる研究が進んでいる。特に、数理モデルを用いた研究は、現実には存在しない形態や過去の生物の形態形成についての考察を可能にする。このシンポジウムでは、形態形成の分子機構の研究、数理モデルによる形態形成や体制の進化の研究について、それぞれの研究者が紹介する。これらの研究が連携することで、遺伝子の変化とそれによる表現型の変化との関連が明らかになるだろう。

予定講演者の氏名、所属、タイトル




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