W-04: 嗅覚の多様性と進化 ~哺乳類から植物まで~
8/20 14:10-16:10 会場:Room 4
企画者:新村芳人(東京大学/ERATO)・二階堂雅人(東京工業大学)
使用言語:日本語
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●概要 |
外界の化学物質を検出するための嗅覚(化学感覚)は、「最も原始的な感覚」などとも呼ばれ、生物の生存にとって必須の感覚である。にもかかわらず、遺伝子レベルで見るとそのメカニズムは多様で、生物の系統によって受容体遺伝子の進化的起源も異なっている。本ワークショップでは、脊椎動物・昆虫・線虫・植物など、多様な生物を用いて嗅覚研究を行っている気鋭の若手研究者を招き、「受容体遺伝子」を縦糸として、嗅覚の多様性と進化について俯瞰したい。
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●講演スケジュール 8/20 14:10-16:10 Room4 |
- 14:10-14:20新村芳人(東京大学/ERATO)
遺伝子で読み解く嗅覚の進化
- 14:20-14:35 ○白須未香1、佐藤成見1、東原和成1(1東大・院農、JST ERATO
東原化学 感覚シグナルプロジェクト) ムスク(じゃ香)の香り~マウスから霊長類まで保存されたその認識メカニズム~
- 14:35-14:45二階堂雅人(東工大・生命)
シクリッドのフェロモン受容を介した種分化の可能性
- 14:45-15:10 ○尾崎克久1、龍田勝輔2、武藤愛3、小寺正明4、吉川寛1(1JT生命誌研究館、2 佐賀大学、3奈良先端大、4東工大)
アゲハチョウの食草選択に関わる化学感覚受容体遺伝子
- 15:10-15:35広津崇亮(九大・院理)
線虫の嗅覚とその利用
- 15:35-16:00有村源一郎(東京理科大・基礎工)
植物の嗅覚受容
- 16:00-16:10総合討論
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