W-06: 環境DNA:NGSがもたらす生態情報を進化学にどう活かすか

8/20 14:10-16:10 会場:Room 6
企画者:荒木仁志(北海道大学)・佐藤行人(東北大学)
使用言語:日本語

概要

    次世代シーケンサー(NGS)が様々な科学分野に用いられるようになって久しい。生態進化学分野においても例外ではなく、エコゲノミクスと呼ばれるようなゲノムレベルでの生態学は既に標準化しつつある。本ワークショップでは、「水、土」といった生物環境媒体そのものからNGSを使ったDNA解析を行い、対象生 物の在・不在や生態進化的特性、バイオマスに至るまでを非侵襲的に探ろうとする最新の研究を紹介し、その進化学的展望について議論する。
講演スケジュール
  • 14:10-14:15荒木仁志(北海道大)
    企画紹介
  • 14:15-14:35 岩崎渉(東大・院理)
    NGSメタバーコーディングからより多くの情報を得るために
  • 14:35-14:55 ○荒木仁志1、宮正樹2、池田実3、矢部衞4、永野優季4、神戸崇1、鎌田頌子 1、佐土哲也2、峰岸有紀3、佐藤行人5、佐藤俊平6、Katherine Maslenikov7(1 北大・院農、2千葉中央博、3東北大・院農、4北大・水産、5東北大・医、6北水 研、7ワシントン大)
    北の海に未知なる生命と生物多様性を探る
  • 14:55-15:15 ○佐藤行人1、荒木仁志2、宮正樹3、佐土哲也3、峰岸有紀4、岩崎渉5(1東 北大・メディカルメガバンク、2北大・院農、3千葉中央博、4東北大・院農、5東 大・院理)
    環境DNAメタバーコーディング解析のためのパイプライン開発
  • 15:15-15:35 ○土居秀幸1、高原輝彦2、内井喜美子3、源利文4(1兵庫県立大院・シミュレ ーション、2島根大・生物資源、3大阪大谷大・薬、4神戸大院・人間環境)
    環境DNAを用いた水域生態系での生物分布・生物量の推定:進化学への応用可能性 について
  • 15:35-15:55 東樹宏和(京大・人環)
    魑魅魍魎はびこる土壌微生物圏に秩序は見いだせるのか?環境DNAデータをネット ワーク理論で料理する
  • 15:55-16:10 総合討論 司会:佐藤行人

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