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[2E4] 微生物における「種」とは何か

種別 ワークショップ
提案者 西田洋巳(東大分生研)
趣旨 微生物のゲノム情報が急増し、株間の全ゲノム塩基配列比較が可能な細菌も存在しています。また、「種」レベルにおいて微生物(菌や細菌や古細菌の類)の90%以上が未知であると複数の研究者によって見積もられています。そのような状況下、細菌分類学においては、細菌間のゲノムDNAのハイブリ度(配列の類似度とは異なります)が70%以上を同一種であるとみなし、それに基づき次々と新種が発表されています。多くの微生物は、ただ単に分裂増殖し、自らのクローン生産のみを行っているように見えます。微生物における「種」とは何を意味しているのでしょうか、あるいは何も意味していないのでしょうか。ゲノムの構造、遺伝子の発現、タンパク質の構造を比較することから微生物の「種」と呼びうる集団を示すことができるでしょうか。

予定講演者の氏名、所属、タイトル




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