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[3B1] エピジェネティクスとゲノムの進化

種別 ワークショップ
提案者 佐々木裕之(国立遺伝研)、佐野 浩(奈良先端大)
趣旨 エピジェネティクスは,動植物の発生過程においてゲノム配列の変化を伴わずに遺伝子活性を調節する機構をいい,その実体はDNAやクロマチンの修飾と構造変換である。DNA中のシトシンのメチル化は起源の古いエピジェネティックな機構だが,進化の上では便利屋的に使われ,その重要性も機能も生物種によって様々である。一方,エピジェネティクスは発生関連遺伝子の調節だけでなく,外来遺伝子の抑制,染色体の安定化にも利用されてきたので,その変化や破綻はゲノムのダイナミックな進化に寄与する。また,一旦変化したエピジェネティックな状態がそのまま次世代へ伝達される例が知られており,配列変化を伴わない進化・多様性の生成機構として注目されている。このワークショップでは,エピジェネティクスと進化の問題を様々な角度から眺めてみたい。

予定講演者の氏名、所属、タイトル




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