S-07: 進化生態学を『上の階層』から捉えなおす

8/22 9:00-12:00 会場:Room 4
企画者:山道真人(京都大)・笠田実(東京大)
使用言語:日本語

概要

    さまざまな生物の個体レベルの適応(究極要因)を調べる進化生態学は、20世紀後半から爆発的な発展を遂げてきた。現生の生物の適応は、より時間的・空間的・生物学的に上の階層である、マクロ進化、メタ群集や生態系と深く結びついている。本シンポジウムでは、今後の進化生態学が、これら『上の階層』をどのように取り入れて行くか、という観点から、これからの進化学会における生態と進化の統合について考えていきたい。
講演スケジュール 8/22 9:00-12:00 Room4
  • 9:00-9:10 Introduction
  • 9:10-9:35 沓掛展之(総研大・葉山)
    多様性のパターンから進化プロセスを探る系統種間比較
  • 9:35-10:00 辻和希(琉球大・農)
    血縁選択と群集および種多様性
  • 10:00-10:25深野祐也(1農工大・学振PD)
    外来種の進化に注目して、生態学的なプロセスとマクロ進化のパターンをつなぐ
  • 10:25-10:50岸田治(北大・北方圏FSC)
    表現型可塑性の生態系機能~エゾサンショウウオ幼生の大顎化の意味を探る~
  • 10:50-11:15佐藤拓哉(神戸大・理)
    寄生者-宿主関係の多様性からせまる群集動態の一般理解
  • 11:15-11:40東樹宏和(京大・人環)
    フロンティアを失った世代の逆襲:微生物の超多様性に生命進化の本質を見いだす
  • 11:40-12:00 General Discussion


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