W-13: Endosymbiosis and Organellogenesis

8/21 14:10-16:10 会場:Room 5
企画者:中鉢淳(豊橋技術科学大学)
使用言語:日本語・英語

概要

    ミトコンドリアや葉緑体といったオルガネラは、太古、真核性単細胞生物に取込まれた細菌の末裔である。細胞内共生に基づく異系統生物間の融合として究極の例と言えるが、近年、これに匹敵する緊密な関係を築いた共生系が次々と見つかりつつある。本ワークショップでは、細胞内共生由来オルガネラの進化過程を振り返るとともに、「新規オルガネラ進化」が進行しつつある、より歴史の浅い共生系について、最新の知見を共有したい。
講演スケジュール 14:10-16:10 Room5
  • 14:10-14:40 Kyungtaek Lim(BRD, AIST)
    Transitions in rRNA-mRNA interaction during endosymbiosis
  • 14:40-15:10皿井千裕1、谷藤吾朗2、中山卓郎3、神川龍馬4,5、高橋和也1、石田健一郎2、 岩滝光儀6、○稲垣祐司2,3(1山形大・院理工、2筑波大・生命環境、3筑波大・計 算科学研究セ、4京大・院人間環境、5京大・院地球環境、6東大・アジア生物資源 環境)
    ヌクレオモルフをもつ2種の未記載渦鞭毛藻:真核藻の細胞内共生を介した葉緑体成 立過程を解き明かす新たなモデルとして
  • 15:10-15:40大熊盛也(理研BRC JCM)
    シロアリ腸内の原生生物細胞内の細菌の共生と進化
  • 15:40-16:10中鉢淳(豊橋技術科学大学・EIIRIS)
    動物界のオルガネラ進化

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