W-17: 蛋白質合成系の進化

8/21 16:30-18:30 会場:Room 6
企画者:横堀伸一(東京薬科大学)・赤沼哲史(早稲田大学)
使用言語:日本語

概要

    地球生命を特徴づけるものの一つとして蛋白質合成系(翻訳系)が挙げられます。生命現象の多くを担う蛋白質を作り出すこの複雑なシステムがどのように成立し、進化してきたかを問うことは、生命の本質や定義に直結する問いでしょう。本ワークショップでは、翻訳に関わる様々な要素を対象とした独創的なアプローチによって蛋白質合成系の進化に迫る研究者のご講演を通じて、蛋白質合成系の過去、現在、そして未来について議論を深めたいと思います。
講演スケジュール 8/21 16:30-18:30 Room6
  • 16:30-16:50 〇横堀伸一1、渡辺公綱1,2(1東薬大・生命、2東大・院農)
    後生動物ミトコンドリア遺伝暗号からみた遺伝暗号の進化       
  • 16:50-17:10 〇網蔵和晃1、木賀大介12(1東京工業大学・地球生命研究所、2東京工業大学 知 能システム科学専攻)
    単純化遺伝暗号:限られたアミノ酸セットで構成されるタンパク質配列空間を探索す るための進化分子工学的ツール      
  • 17:10-17:35 宮崎健太郎(産総研・生物プロセス)
    大腸菌リボソームの変異耐性
  • 17:35-18:05 横山茂之(理研・構造生物学)
    アミノアシルtRNA合成酵素の構造と進化
  • 18:05-18:25 赤沼哲史(早大・人科)
    タンパク質に必要な最少アミノ酸レパートリーの実験的検証      
  • 18:25-18:30 総合討論(時間調整)


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