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シンポジウム 10: 発生から見る形態の変わりやすさと変わりにくさ
発表要旨
概 要
企画者:田中祥貴 (東北大・院生命)
<企画趣旨>
我々の目に映る生物の形態は時に柔軟に変化し、そして時にその変化は頑なに阻まれているようである。これらの現象は、発生過程におけるゲノムや細胞の挙動の違いから説明が試みられている。しかし、一見同じように見える形態が異なる発生過程から生じているなど、その理解は一筋縄ではいかず、むしろ混迷を極めている。本シンポジウムでは、脊椎動物の形態の保存性に加え、無脊椎動物の一群である棘皮動物における大規模な形態の進化、そして動物とは別の起源からその体制を生じた植物の形態の進化を紹介し、多細胞生物に通じる形態進化とその発生過程の間にどのような関係性が見えるのかを包括的に討論する。本シンポジウムの企画者は「進化学若手の会」の幹事であり、こちらの会についても紹介したい。

<講演者>
田中祥貴(東北大・院生命)
黒田春也(神戸大・院理)
野尻太郎(東大・院農)
山川隼平(筑波大・院生命環境)
ドル有生(東大・院理)

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